タトゥーデザインの意味
フクロウのタトゥーの意味
フクロウ 梟のトライバルタトゥー画像付で解説 (洋彫り)
フクロウ(梟)は、知恵・勇気・豊穣をもたらす神の使いと言われており、暗闇の中で生活するフクロウは、暗い林の中でも良く見える目と、聴力だけで獲物を捕らえることができる優れたチカラを持っています。
また翼には新幹線にも応用されるほどの消音機能があるそうで、獲物に気付かれることなく飛ぶことができるそうです。
古代ギリシア神話では、知恵の女神アテナの使いとされ、日本でもアイヌ民族の間では“この世の最高神”として祀られ、「福来鳥」や「不苦労」などの字が当てはめられる縁起の良い鳥です。
暗闇や夜と関係することから不吉な前兆とされ、アメリカ・インディアンの一民族のズニ族はフクロウを賢人たちの魂と呼び、死人の変身した姿と捉えています。
フクロウは静かで優れた狩人で、木の枝で待ち伏せて音もなく飛び、獲物に飛び掛かることから「森の忍者」と称されることがあります。
闇夜に輝く瞳は神の証しか悪魔の業か・・・。
共通の神話・伝承をもち、民族としてもほぼ同一のグループに属するギリシャでは“善”ローマでは“悪”と反対の意味で捉えられるフクロウ。
たしかに、胴回りほどの周囲をもつ頭と鳥類にしては珍しく前方に捉えられた目は“博識と知恵”のシンボルに相応しい存在感を放ち、それと同時に闇夜から羽音を殺して飛びくる様は“悪魔の使い”としての印象も与えます。
猛禽類にしてワシやタカとは一線を画す独特な雰囲気をもったモチーフです。
夜行性のため人目に触れる機会は少ないですが、その知名度は高く、「森の物知り博士」、「森の哲学者」などとして人々に親しまれています。
スタイル
メンズ:トライバル